
あなたのご自宅の価値は上がりましたか?下がりましたか?令和8年の路線価が公表されました
2026年07月07日 22:56
7月1日、国税庁から令和8年分の路線価が公表されました。
「路線価」という言葉をニュースで聞いても、「自分には関係ない」と思われる方も多いかもしれません。
しかし、ご自宅やご実家に土地がある方にとって、路線価は相続を考える上で知っておきたい大切な数字です。
郡山市は県内最高額を更新
福島県内で最も高い路線価となったのは、今年も”郡山市駅前一丁目(郡山駅前通り)”です。
令和7年は1㎡あたり33万円でしたが、令和8年は34万円となり、前年比3.0%上昇しました。
駅周辺の再開発や商業施設の集積などが、地価を押し上げる要因と考えられています。
福島市も上昇、会津若松市は下落
福島市では、最高路線価が”20万円から20万5,000円へ上昇(2.5%増)”しました。
一方、会津若松市では、最高路線価が5万3,000円で前年比1.9%下落しています。
同じ福島県内でも、地域によって土地価格の動きは異なっています。
路線価が上がると相続税も上がる?
「土地の価格が上がったなら、相続税も高くなるの?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
土地以外の財産や相続人の人数などの条件が同じであれば、路線価が上がることで土地の相続税評価額も上がり、その分、相続税額も上がる方向に影響します。
ただし、実際の相続税は土地だけで決まるものではありません。
相続税は、
預貯金などを含めた財産全体
相続人の人数
配偶者の税額軽減
小規模宅地等の特例
などを踏まえて計算されます。
そのため、路線価が上昇した方すべてに相続税がかかるわけではありません。
しかし、これまで相続税の対象にならないと思っていた方でも、土地価格の上昇によって影響を受ける可能性はあります。
まずはご自宅の土地を知ることから
相続の相談を受けていると、
「自宅の土地がどのくらいの価値なのか分からない。」
という方は少なくありません。
路線価の公表は、土地の価値を知る一つのきっかけになります。
相続は、実際に始まってから慌てて調べる方が多い手続きです。
だからこそ、元気なうちにご自宅やご実家の土地がどのくらい評価されるのか、一度確認しておくことをおすすめします。
「うちは大丈夫」と思っていても、土地の評価額が変われば、相続全体の考え方も変わることがあります。
まずは、ご自身の財産を知ること。
それが、安心して相続を迎えるための第一歩になります。
KCP相続相談では、ご相談内容を整理し、ご家族に合った相続準備をご提案しています。
また、相続税対策や相続税申告が必要な場合には、提携する税理士と連携し、状況に応じた本質的な対策を進めていきます。