相続コラム

実は、よくある。こんなご相談「弟は何も言わないけれど、お嫁さんが…」

実は、よくある。こんなご相談「弟は何も言わないけれど、お嫁さんが…」

2026年07月28日 22:07

相続のご相談を受けていると、ご家族それぞれにさまざまなお悩みがあります。


その中でも、実はよくお聞きするのが、


「弟は何も言わないのですが、お嫁さんがいろいろ口を出してくるんです。」


というご相談です。


実際に先日も、このようなお話を伺いました。


兄弟だけで話せばまとまりそうなのに、


お嫁さんが入ることで話が複雑になってしまう。


そんなふうに感じている方は少なくありません。

本当に問題なのは、お嫁さんなのでしょうか


もちろん、ご相談される方のお気持ちはよく分かります。


しかし、このようなケースでは、一度立ち止まって考えてみることも大切です。


実は、お嫁さんが言っているように見えても、その背景には弟さん自身の考えがあることも少なくありません。


弟さんが自分では言いづらく、


奥様が代わりに伝えている場合もありますし、


夫婦で話し合った結果として意見を伝えていることもあります。


つまり、「お嫁さんが口を出している」と見えても、実際には弟さんご夫婦としての考えである可能性もあるのです。

「誰が言っているか」ではなく、「何を心配しているのか」


相続の話し合いでは、


「相続人じゃないのだから口を出さないでほしい」


というお気持ちになることもあります。


しかし、それだけでは話し合いは前に進みません。


大切なのは、

  • 弟さん自身はどう考えているのか。

  • ご夫婦は何を心配しているのか。

  • 何が解決すれば安心できるのか。

そこを確認することです。


相続は感情が入りやすい問題だからこそ、「誰が悪いか」を考えるよりも、


「何に不安を感じているのか」を整理することが解決への近道になります。

親御さんの思いが残されているかどうか


このようなご相談では、親御さんの考えがはっきりしていないことも少なくありません。


「家は誰に引き継いでほしいのか。」

「預貯金はどう考えているのか。」

「兄弟にどのように分けてもらいたいのか。」


こうした思いが事前に共有されているだけでも、話し合いは大きく変わります。


親御さんが元気なうちに話し合うことは、将来の争いを防ぐ大切な準備の一つです。

一人ひとり状況は異なります


相続は、ご家族の人数や関係性、財産の内容によって状況がまったく異なります。


そのため、「このケースならこうすれば大丈夫」という一つの正解はありません。


KCP相続相談では、ご家族それぞれの状況やお気持ちを丁寧にお伺いし、


一人ひとりに合わせたオーダーメイドのサポートを大切にしています。



「うちの場合はどう考えればいいのだろう。」

「家族関係が少し複雑で心配。」



そんなときは、一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。


ご家族にとって納得できる形を、一緒に考えていきます。